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今までお伝えしてきたことをまとめます。
私たち人間には、自分では絶対に解決できない根本的な問題があります。
1. 悪魔(サタン)に支配されていること
2. 罪からくるのろいと災いを受けなければならないこと
3. 神様から離れて、霊的に死んでしまったこと
イエスは、これらの根本的な問題のすべてを解決し、人々を救いに導くために、キリストとして世に来られました。
キリストとは、「油を注がれた者」という意味で、三つの働きをされた方のことです。
すなわち、キリストは、
まことの王として、悪魔(サタン)を完全に滅ぼされ、
まことの預言者として、神に出会う唯一の道を開かれ、
まことの大祭司として、人の罪を赦すために血を流されました。
日本人である私たちにとっては、聞きなれない職ですが、一つ一つ見ていきましょう。
キリストはまことの王
この世とすべての人間は、生まれたときから悪魔(サタン)に支配されています。そのことを知らない人間や、人間によって造られたどんな宗教でも、そこから解放させることはできません。
「神の子が現れたのは、悪魔のしわざを打ちこわすためです。」(Ⅰヨハネの手紙3章8節)
イエスはその死によって、悪魔という死の力を持つ者を滅ぼし、まことの王として、今も万物を支配しておられます。
キリストはまことの大祭司
大祭司は、動物をいけにえとしてささげることによって、罪の赦しを与える人です。
血が流されないと、罪の赦しがないからです。
イエスは女の子孫として、神様が人となって来られた方です。(創世記3章15節)
その罪のない方が、私たちの罪が赦されるために、十字架で身代わりとなって血を流してくださいました。
イエスが来られたのは、
「多くの人のための、贖(あがな)いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。」(マルコの福音書10章45節)
キリストはまことの預言者
神様からのメッセージを人に伝えるのが預言者です。
イエスは、神様から離れて自分かってな道を歩み、地獄に向かっている人間が、神様に出会い、神様とともに永遠に生きるただ一つの道を開かれました。
「イエスは彼に言われた。『わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。』」(ヨハネの福音書14章6節)
……
イエスは十字架の上で、「完了した」と言われ、キリストの働きを成し遂げられました。(ヨハネの福音書19章30節)
その証拠が、復活されたことです。(第一コリント人への手紙15章20節)
「イエス・キリスト」とは、単なる名前ではありません。
「イエスが、キリストです。」という、信仰による告白なのです。(マタイの福音書16章16節)
……
「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」(ヨハネの福音書1章12節)
すべての問題を解決し、救われたいと願うなら、ただイエスがキリストであると信じるだけで良いのです。
今、あなたの心の扉を開いて、イエスをキリストとして、人生の主人として受け入れてください。(ヨハネの黙示録3章20節)
その時、あなたの内にある霊は、死からいのちに移ります。
それが、「救い」です。
どうぞ今、あなたの心を開いて、受け入れの祈りをささげて下さい。
あなたが心で信じ、口で告白することによって、救われるのです。(ローマ人への手紙10章9~10節)
受け入れの祈り
『愛の神様。私は罪人です。私のために十字架で死んでよみがえり、罪とサタンの権威を打ち破って、人生のすべての問題を完全に解決されたイエス様を、今、救い主として、私の主人として、心の中に受け入れます。
私の心に入ってくださり、これからの人生を導いてください。
そして神様の子どもになった祝福を、毎日味わいながら生きるようにさせてください。
私を救ってくださったことに感謝して、イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン』
……
あなたはもう、罪とサタンの支配下にはいません。
霊的に新しいいのちを与えられ、神様の子どもになりました。
これからは、ただキリストを主人として、平安と喜びの内に生きていきましょう。
「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです。」(ヨハネの福音書5章24節)
次回は、神様の子どもとなったあなたに、どのような祝福が与えられているのか、お伝えしたいと思います。
-続くー