子育てメモ📝
『しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます』ロマ5:8
聖書に律法のみことばで、こんなみことばがあります。『むちを控える者はその子を憎む者である。子を愛する者はつとめてこれを懲らしめる』箴言13:24 我が家には竹のものさしのむちがありました。小学生時代は悪いことをする度に打たれていました。
両親はこのみことばの通りに私たち兄弟を育てました。その結果、長女の私は反抗。長男の弟は不登校。妹は自分の世界に。という状況になりました。そして3人とも赤ちゃんの時から教会に通っていましたが、福音を悟ったのは高校生以降でした。親が律法は間違っていたと認めて、福音になった時からだったのです。
最近テニスを一緒にしている人が「律法のしつけもなかなかいいよ~言うこと聞くよ」と言っていてぞっとしました。厳しいしつけは小さい時にはよく言うことを聞くようにみえますが、成長すると聞かなくなります。
ちなみに一番いい先生は聖霊です。親はある程度しか一緒にいることが出来ませんが、聖霊は生涯子どもと一緒にいて、一番最前の道に導いてくださいます。その聖霊が心に来られる方法がキリストです。
神様はキリストを遣わしてくださり、神様の愛を明らかにされています。神様の愛はキリストなのです。その愛で満たされると、その愛が子どもたちに伝達されていきます。
育児の知恵❣
不登校、引きこもり、キレる子ども、少年非行など、現代の色々な子どもの問題は『しつけ不足』で起きているケースはむしろ少ないのです。
逆にしつけすぎ(体罰、厳しすぎるしつけ)から起きるケースの方が多いのです。
しつけがまったく不必要ということではありません。『基本的な生活習慣』『他人のことを思いやる行動』を身につけることは大切です。
しかし一番大切なことは『親が、身をもって、あるべき姿を示していくこと』です。
子どもにして欲しいことを、親自身が普段から子どもの前でしていくと、自然と子どもは真似ていきます。
子どもに「~しなさい」「~してはダメ」と言葉で指示、命令するしつけを繰り返していると、叱ることが多くなりがちです。
そうなると『子どもの自己評価を下げる』だけで、効果は少ないのです。親が言っている間はしたとしても、言わなくなったらやらなくなってしまいます。それでは、本当に身についたとは言えません。
親の言葉で子どもの行動を方向づけするとするなら、『親が「私は」を主語にして「嬉しい」「悲しい」』と使うといいです。
例えば「お片付けてしてくれて、お母さん嬉しい。ありがとう」とか「お友達を叩いたら、お母さんは悲しい」です。
子どもは、親に喜んで欲しい、悲しませたくないという気持ちが強いです。「これをしなさい」「これはしちゃいけない」より、子どもに伝わります。
そして子どもにはどんどん失敗させてください。先回りして、指示したり命令するのではなく、失敗から学ぶことを教えます。失敗を責めないで、今後はどうしたら同じ失敗をしないか、一緒に考えてみます。
きちんとしつけなくちゃ!!と思ってイライラしたり、子育てが負担になっていたら「しつけなんかもうヤ~メた!!」と放棄して、肩の荷を下ろして、深呼吸してください。
そのほうが、子どもの将来のためにいい、ということもあるのです。