新宿キリスト教会ブログ

今まで一度も福音を聞いたことのない方へ

聖書的な育児&育児の知恵❣56

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今回はエリクソンを通して、子育てのここだけは押さえておきたい部分を紹介します。

胎児期
社会的な人格形成はお腹にいる時から始まっています。イタリアでは、胎児期の研究が進んでいますが、脳の機能を外から観察できる機器の発達で、生まれた直後の赤ちゃんはお母さんの声にとても敏感に反応することが分かりました。お父さんや他の人の話しかけにはほとんど反応しません。お母さんが妊娠中によく歌っていた歌が子守歌としてとして、大きな意味があるのです。

乳児期(誕生から2歳)
生後1、2か月で赤ちゃんがお母さんの笑顔を見つめていると、お母さんに笑顔を返すようになります。お母さんが笑顔をやめると、赤ちゃんはとまどったような顔をして、笑顔をやめてしまいます。人間は生まれながらに、他者と共鳴する感性、感情を持っています。赤ちゃんが持って生まれた、こういう深い感情をどう育てていくかが大切なのです。

その赤ちゃんが生後2、3か月になると、お母さんにできるだけ自分のそばにいてほしいことを要求するようになります。お母さんが立ち去ると怒ったり泣いたりします。そばに戻ってくると機嫌を直します。

3、4か月になると、そばにいてくれるだけでなく、自分が喜ぶことをやって欲しいと要求するようになります。一番多いのは抱っこして欲しいという要求です。赤ちゃんは自分が喜ぶことを、お母さん自身も喜びながらやってくださいと要求するのです。この時に赤ちゃんに芽生えている感情は『一緒に喜びを分かち合いたい』という感情です。この感情を十分に体験した後でないと、他者の悲しみ、苦しみ、痛みを分かち合う感情は発達してこないとワロンは言っています。

そして『お母さんから自分に与えられている愛情に安心すると、幼い子どもはお母さんから離れても不安を感じないで、他の人とも交わりができるようになる』と言いました。

この時期は人を信じる『基本的な信頼』を育てるのが大切な時期です。『自分が望んだように育てられれば育てられるほど、望んだとおりに育ててくれた人(親)を信じるようになります。そして人を信じることができるようになってこそ、自分を信じることができるようになる』のです。

幼児期(2~4歳)
この時期は『自律性』が育つ時期です。『自分を律する力は、人を信じる力と自分を信じる力のあとにしか育たない』と言われています。

この時期の子どもは、言われたことをすぐにできるわけではありません。できるようになるまで何度も言って、叱らないようにする。そして一番大切なのは、自律とは自分で決めるということなので「いつからちゃんとできるようになるかは、ゆっくり待ってあげるから、自分で決めていいですよ」ということです。親が待ってくれている間、子どもは、ああしたい、こうしたいとか、いろいろな迷いの中で、自分で適切な行動を選んでいく力『自律心』が育っていきます。

しつけで大切なのは、自尊心や自己肯定感を大切に育てながら伝えることです。自律性は穏やかに繰り返し教えてもらうことによって育ちます。

児童期(4~7歳)
この時期は『自主性』です。この自主性は遊びを通して育ちます。ですから、この時期は思いっきり遊ばせてあげてください。いたずら遊びを含めて、色々な遊びをできるかぎりやらせてください。

遊びは、好奇心や探求心を満たすことです。ほぼ完成した玩具とかゲームでは自主性は育ちません。子どもの遊びは単純に楽しみのためではなく、たえず創意工夫をしているのです。遊びを通して、自分で何かを発見し、自分で考えていく力を獲得していきます。これが『自主性』なのです。

学童期
エリクソンは『小学時代の数年間の過ごし方によって、将来、社会人として勤勉に生きていくことができるかどうかを、決定的に左右するものがある』と言いました。この時期の発達課題は『勤勉性』です。

一言で言いますと『友達からものを学び、友達にものを教えるという体験の豊富さが、勤勉の基盤』ですが、それが『遊び』なのです。

子どもは友達のと遊びに熱中している時に、何かを学び、何かを教えることも喜びになるのです。

子どもたちは遊びを通して、最終的には友達とのルールが大切なこと、ルールを守り上達するために努力をすることが、本当に感動的な喜びを体験するために重要なことを学び合うのです。だからこの時期に友達と遊ぶことは、健全な社会人になるためには不可欠なルートなのです。

思春期(13~17歳)
この時期は『アイデンティティ』を確立する時期です。一言でいえば『自分を知る』ことですが、これが容易ではありません。

アイデンティティとは、自分はどんなに人間なのか、他の人とはどう違うのか、どういう個性、特性、能力を持っているのか、どんな弱点や欠点を持っているのかを明確に意識して、実感して、自覚することです。

自分を『客観的』に見れるようになってこそアイデンティティは確立されます。しかし自分探しに苦悩する若者が非常に多くなりました。不登校、ひきこもり、フリーター、ニートとか、自分探しをしてさまよう人が日本ほど多い国はありません。

ではアイデンティティはどう育つのでしょうか?『価値観を共有できる友達を持つこと』です。自分はどういう友達に選ばれたか、自分はどういう友達を選んだかで、自分はどういう人間かということにもなります。友達の自分に対する評価や感想の蓄積が、アイデンティティ(自己像)の基盤になるのです。

子育てメモ📝

創世記3章では創2:17の善悪の知識の木の実を食べてしまった人間が、神様を離れ、原罪という罪の中で悪魔に支配されてしまったことが書かれています。しかし神様はすぐに来られ創3:15『女の子孫』を遣わすと契約を与えられました。

創3:15の契約を握った人は神様がともにおられる祝福を味わい、祝福されました。しかしヨセフの後にこの契約をないがしろにしてしまったのです。そしてエジプトの奴隷になりました。

神様は出3:15の『血のいけにえ』という契約を与えら、信じた人はエジプトの奴隷から解放されました。しかしカナンの地で祝福を味わう中で、また契約をないがしろにしてしまったのです。そしてバビロンの捕虜となりました。

神様はイザ7:14『処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける』と契約を与え、握った人はバビロンの捕虜から解放されました。しかしまたないがしろにします。結果、ローマの属国となってしまいました。

マタ16:16『イエスがキリスト』であるという契約を握って、250年後にローマが福音化されました。

私もこのマタ16:16のイエスがキリストを信じていさえいれば、大丈夫です。すべての問題は解決されました。

子育ての知恵で、子育てで重要なポイントについて載せましたが、できなかったとしても大丈夫です。福音を伝え、福音を知らなかったからこうなってしまったということを説明します。心から謝る時に心が開かれる場合もあります。そして子どもを本当に愛していることを言葉や行動(一緒に遊ぶ、好きな物を作ってあげる、話を聞く)などなどを通して、回復されていきます。

小学生時代からの友達に対してもお祈りしてみてください。ダニエルの3人の友人のような、福音で通じる友達が与えられるように。子どもたちはいじめなどを通して友達を信じられない時代になっています。まことの友達というよりは、仲間外れにされないように気を使っている状態です。たくさんではなく、一人でも本物の友達がいれば大丈夫です。

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